(7)パリ~ボローニャ [2003春パリからベルリンへの旅]
4/14(月)パリ18:30→ボローニャ20:00頃(AF)
ボローニャ/パラダイスホテル4泊
今日はボローニャへのフライトが夕方なのでパリでまだ観光ができます。朝コインランドリーで洗濯。ついでに待ち時間を利用して近くのカフェ・ドームでコーヒーとオムレツの朝食。
11時過ぎにチェックアウトしてスーツケースをホテルに預けポンピドー・センターへ。マレ地区を縦断、徒歩で10~15分くらいで到着。ここは相変わらずの混雑で長い行列ですが、二コラ・ド・スタールの特別展があるので、辛抱強く並びました。
☆ポンピドー・センターCentre Pompidou(3)
「二コラ・ド・スタール展 L'exposition NICOLAS DE STAËL」
2001年春に南仏アンティーブのピカソ美術館を訪れて以来のまとまったド・スタール体験です。最上階のフロアをテーマと年代ごとに14ルームに区切って展示されていました。最初に等身大の画家のポスター(なかなかハンサムなのですよ!)亡命したロシア貴族の末裔でもあり、41歳でアンティーブで自殺したド・スタール。画歴の変遷をたどりながら薄幸だった画家の心の叫びを耳を澄ませて聴いているような感覚・・・。個人コレクションも含めて世界各地からの出品に最後の作品になった「コンサートLa concert 」まで。充実の展覧会は大層な混みようでした。日本ではあまり知られていない画家ですし、アンティーブでもド・スタールの部屋は私一人だったので、やはりパリですな~笑。
↓カタログ
↓「Grande Composition bleue」1950-1951 200×150(ポンピドー・センター蔵)
↓「Les Martiques」1954 146×97 (ヴィンタートゥール国立美術館)
↓「コンサート」1955 350×600(アンティーブ/ピカソ美術館)
遅めのランチはメトロのサン・ポール駅から近い「ブルギニョンAu Bourguignon」にて。ここはブルゴーニュ地方料理屋なので、エスカルゴの前菜は必須です。それに赤魚のメイン(付け合わせの野菜にもやしがたっぷり)。ワインもさすがに美味。観光客より地元のややハイソなお客さんが多いみたいで、予約が必要でしょう。
3時にホテルに戻り荷物をピックアップ、タクシーでCDG空港へ。ところが予約していたエールフランスの便が17:00発のアリタリアとの共同運航便だったのですが、オーバーブッキングになっていることがわかり、大層焦りました。次の便は10時過ぎというのですが、ろくに謝りもしませんしアリタリアは信用できないと思い、出発便のモニターをチェックしたら6時半出発のエール・フランス便があるではありませんか~!ここも満席でしたがウエイティングリストに載せてもらって、かろうじてOK。このトラブルのおかげで後日腰痛になってしまったのです・・・涙。
ボローニャ空港に到着後ホテルに入ったのは9時になっていました。ホテルは部屋は広かったのですが、バスタブがついていないので、すでに腰が重かったのでバスタブ付きの部屋に変えてもらいたいと言いましたら、レセプションの中年女性に「日本人はバスタブバスタブってうるさいのね、うちはないの!」と冷たい対応で唖然。(当時は細かいところまで確認できない予約が多かったのです)しょんぼりカップうどんを食べてベットへ。
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