(10)ウェリントン [2005冬オセアニアの船旅]
(9)クライストチャーチ [2005冬オセアニアの船旅]
(8)ダニーデン [2005冬オセアニアの船旅]
(7)~フィヨルドランド国立公園)(ミルフォードサウンド) [2005冬オセアニアの船旅]
(5.6)ホバート~ [2005冬オセアニアの船旅]
(4)メルボルン〜ホバート [2005冬オセアニアの船旅]
(3)シドニー~メルボルン [2005冬オセアニアの船旅]
(1.2)札幌〜シドニー [2005冬オセアニアの船旅]
(13&14.15)フィレンツエ(フィエーゾレ)&帰国 [2004秋ブリュッセルからフィレンツエへの旅]
↓階段を登ると教会の美しい大理石のファサードが見えてきます。
創建は11~13世紀、ファサードには一部13世紀のモザイク(窓の上)もあります。内部はイタリアに多く見られる木の天井、クリプトの上に造られた後陣は見上げるほどの高さです。デッラ・ロッピアやガッティの作品で飾られ、床や柵などにはふんだんに大理石を使用、芸術の都にふさわしい豪華なロマネスクです。
(12)フィレンツエ(ピサ) [2004秋ブリュッセルからフィレンツエへの旅]
名前の由来はキリストの冠と信じられている一本の茨(スピーナ)を収めていたことからつけられました。そのスピーナのある壁龕を見たかったのですが扉は硬く閉まっていました。観光客も次々とこのチャーミングな教会を訪れるのですが、皆がっかり。
このS.Maria.della.Spina教会の手前に橋あり、そこを渡って大きな道をほぼ直線に1キロほど歩いて行きますと、突き当りがDUOMOの広場です。広場は観光客で混雑していました。中国、台湾、韓国、日本とアジア人が多いのはピサの斜塔人気でしょうか。ドゥオーモ&洗礼堂にカンポサント、ドゥオーモ付属博物館、シノピア美術館の5箇所共通チケットを購入。斜塔のチケットは特別扱いで、とても高くてびっくり。外から眺めるだけにしました。1991年にツアーで来たことがあったのですが、あの時は修復中だったので登れませんでした。登ってみるべきでしたが、まだ見学するところがあるので自重。
そして斜塔の傍のドゥオーモ付属博物館に入館。ドゥオーモのファサードを飾っていたオリジナルの彫刻が収められていて見ごたえがありました(撮影禁止)。
↓付属博物館の外回廊から見た斜塔
ドゥオーモと洗礼堂の間の奥の建物がカンポ・サントです。建物は1277年に着工されたものですが、第二次大戦の戦火で焼け落ち、復旧作業中に重要なフレスコ画のシノピエ(下絵)が発見されました。現在はシノピエ美術館に展示されています。由緒ある古代ローマ時代からの石棺が並ぶ墓所ですが、奥にあるフレスコ画が目的なので、どんどん進みました。展示室には死の勝利と呼ばれる画家や、タッデオ・ガッデイの作品など多数、見ごたえがありスケールの大きさにも驚きました。ここまで来る観光客は皆無で、静かな環境もまた印象的でした。
大聖堂はや洗礼堂も見学。ここは何度でも訪れたいところですが、いかんせん観光客が多すぎ、賑やか過ぎです。(2018.に再々訪しています)。
↓ドゥオーモ内部のジョバンニ・ピサーノの 説教壇(部分)だけ撮りました
シノピエ(下絵)美術館もすぐ近くにあり、寄ってみました。先程カンポサントで鑑賞した「死の勝利の画家」のフレスコ画の準備段階のデッサン(赤色の下絵)を観ることができました。
ここまでくるとさすがに空腹と疲労でよれよれです。遅くなったランチは広場に近いレストランで。海の幸のグリルが美味でした。隣席が幼い女の子ふたりを連れた若い日本人のご夫婦。赴任先のドイツのデュセルドルフから車でこられたとのこと。娘たちと同じ年頃の奥さんとお話、久しぶりに沢山日本語を話せたと喜んでくださいました。外国での出産や子育てのお話・・・米国に住み只今妊娠中の次女を想いながら、汽車に乗り夕暮れのフィレンツェに戻りました。