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(7.8)ロサンジェルス [2003秋シカゴとロサンジェルスの旅]

11/27(金)


さて、幸せそうな二人の顔を見て二人の母親は、それだけで満足です~と、ついでにロサンジェルス観光のため宿替え。丁度、感謝祭の休暇でもあり、若い二人は友人に会いにニューヨークへ行ってしまいましたし。。。


ロサンジェルスの宿はあのビバリーヒルズに隣接するロデオ・ドライブの小さなホテルにしました。

ロサンジェルス/Luxe Hotel Rodeo Drive 4泊


↓ロデオドライブにて。高級ブランドショップが立ち並ぶ通りですが、買い物は無し(笑)


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↓近くのビバリーヒルズに並ぶ邸宅もいくつか眺めて、ため息。


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↓感謝祭の七面鳥料理を食べに近くのレストランへ。


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豪華な内装のレストランでしたが、見掛け倒しというか、アメリカの外食ってこんなものかも。昨日ご馳走になったボスの奥様達の手料理の美味しかったこと!を思い出します。


11/28(土)


今日はユニバーサル・スタジオ一日ツアーに参加しました。ホテルで申し込みましたが、9時間で70ドル。ホテルまで送迎付きですが、テーマパークでは自由行動。

↓ゲートで


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↓ジェラシック・パークとか


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↓スパイダーマンとか


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一番面白かったのはウオーター・ワールドで、この日はやや寒い日でしたが水が容赦なく飛んできて、大騒ぎ。Y子さんのレインコートを二人でかぶって、しのぎました。乾燥したロスアンゼルスの気候だからこういうアトラクションもありなのですね。ランチをはさんで、夕方まで。子供に帰って楽しんだおばさんふたりでした。


夕食はさすがに疲れて、外に出る気力もなく、ホテルのレストランで。味は普通ですが、おしゃべりも楽しい夜でした。お婿さんのやんちゃな子供時代の話が特に(爆笑)




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(5.6)シカゴ~ロサンジェルス [2003秋シカゴとロサンジェルスの旅]

11/25(水)シカゴ8:00→L.A10:16 UNITED105便


  早朝の便なので、朝ごはんは空港で。かなり厳しい荷物チェックがあり、スーツケースの鍵は閉めてはいけなかったのに、うっかり施錠したまま預けてしまいました。ロサンジェルスに到着して、自分の荷物がターンテーブルに出てきてびっくり!鍵は壊されテープでぐるぐる巻きの姿です。そんなごたごたがありJALの国際線ターミナルですでに到着していたY子さんをお待たせしてしまいました(汗)それに持ち始めたばかりの携帯電話をまだ使いこなせていなくて、2重にご迷惑をおかけしてしまいました。

娘たちの住むバレンシアまではタクシーで向かいました。


ロサンジェルス郊外バレンシア/ HYATT VALENCIA HOTEL 2泊


次女たちの住むアパートは1LDKと狭いので、アパートから車で数分のホテルに宿泊(ここは翌年春披露パーティをしたところ)。夜は4人でホテルのレストランで食事して、いろいろ打ち合わせ。


↓ホテルのロビーで


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11/26(木)


 翌日はお婿さんの上司の家に昼、夜と招かれてご馳走になりました。資本はアメリカの富豪で日本人に経営を任せている会社なので、上司は二人とも日本人なので、気楽で助かりました。中学生や高校生の子供さんたちはすっかりアメリカの生活に馴染んで、のびのび楽しそうです。家族用とお客さん用の2つのリビングルーム、キッチン、家事室と広い家に、青い芝生の広がる庭、ボスの家はプール付きでした。

そうそう、娘の嫁入り道具のために来たのですからと、家具屋に行ったりショッピングも楽しみました。花嫁の母としては一番幸せな時期でした。





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(4)シカゴ [2003秋シカゴとロサンジェルスの旅]

11/24(火)


 今日のオペラは夕方6時からなので、気になるループに乗ってみました。路線図を見てもよくわかりませんのでホテルの近くから乗り、見覚えのある建物の近くで適当に降車。

音はやはり大きく感じました。ビルの合間を縫って走るので、景観が良いわけでもなく、下から見上げたループのほうが面白く見えました。映画やドラマでのループ下のカーチェイスのシーンが印象的だからかも・・・。

 

↓シカゴの街角。あちこちに大きな彫刻が置かれています。下のはカルダーの作品

 

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この日のランチはクラシックな建物がひときわ目立つパーマーハウスホテル内のレストランで。昨日のピザに懲りて、高級志向です。けれども、場所の雰囲気とお値段ばかりがハイクラスでお味は普通・・・あ~美味しいものが食べたい!

 

街の散策と昼食を終えて、ホテルに戻り仮眠・・・なかなか時差ぼけが治りません。

 

♪~ワーグナー『ジークフリート』18:00開演@リリック・オペラ

 

指揮:Andrew Davis  演出:August Everding  

ミーメ:David Cangelosi    ジークフリート:John Treleaven   さすらい人(ヴォータン):James Morris   アルベルヒ:Oleg Bryjak              ファフナー:Raymond Aceto     エルダ:Jill Grove   ブリュンヒルデ:Jane Eaglen 

指輪はまだ『ワルキューレ』だけしか見ていないので、これも初めての実舞台でした。表題役のトレレ―ヴァンはまずまずの出だしでしたが、最後のブリュンヒンデとの愛の場面はちょっとお疲れ気味。イーグレンもなにしろあの体型ですからちょっと動くとハアハアと息切れが聞こえそうでした。二人が愛を確認する40分ほど続くシーンは正直退屈しました。歌手のなかで素晴らしい活躍をみせたのはミーメのカンゲロージです。フシュクールタイプの小柄なテノールですが、屋根に登ったり、床にもぐったり少しもじっとしていません。アクロバットな演技に歌も完璧なのです。無邪気なミーメを装いながら欲望の固まりでもある複雑さを見事に表現していました。久方ぶりに背が寒くなる感覚を味わいました。モリスのヴォータンも良かったです。森の小鳥はピーターパン風の緑の衣装のダンサーが手に白い折鶴を持ってつとめました(歌声は陰で)。この場面は舞台も小鳥の歌も美しく『ジークフリート』でも好きなところです。堪能しました。全体的に音楽も小気味よく、シンプルといっても良いくらいですが、牧歌や動機のパートでは昂揚感に溢れ、めりはりのある響きでした。

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シカゴッ子はおしゃべりです。美術館でも大声で話ながら鑑賞する人が多くびっくりしましたが、オペラでも同じでした....。アメリカ人(またはイリノイ人)の気質なのでしょうか?ヨーロッパの歌劇場にある良い意味での緊張感というものは感じとれませんでした。休憩時には日本のお弁当のような容器に入ったサンドイッチなど(予約しているらしい)受け取って、その辺(階段とかに)座って食べていました。

夜になってからホテルに戻るのは怖いと、なるべく人の後をついて歩いたのですが、皆さんは次々と駐車場に消えていきますので、結局は私一人…ほとんど駆け足でホテルへ。徒歩数分といえアメリカの大都会は慣れないので怖かったです。

参考映像:Wagner『SIEGFRIED』クラシカジャパンの放映で予習。

指揮:バレンボエム 演出:クプファー

ジークフリート:ジークフリート・イェルザレム
ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス
さすらい人:ジョン・トムリンソン
ミーメ:グレアム・クラーク
アルベリッヒ:ギュンターフォン・カンネン
ファフナー:フィリップ・カン
エルダ:ビルギッタ・スヴェンデン
森の小鳥:ヒルデ・ライトランド
1992年6&7月、バイロイト祝祭劇場

 


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(3)シカゴ [2003秋シカゴとロサンジェルスの旅]

11/23(日)


 朝食も1階のパブでいただき、用心して昨日より厚着で出かけました。オペラのチケット引き換えと場所を確認するためシカゴ・リリック・オペラの劇場へ。摩天楼とその間を抜けるように走るループに気をとられて


↓道を間違えて、川を渡ってしまってからのリリック・オペラの写真(裏側です)


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予約はインターネットで済ませていました。確認書のコピーと引き換えです。今日の『ファウスト』と明日の『ジーグフリード』の2枚をいただいて安堵。

 

次はシアーズ・タワーの見学に行ったのですが、団体さんが入ったとかで、展望台に上るエレベーターも大分待つというので、休むところもなく諦めました。その案内係のおじさんに近くにおいしいピザの店ある?と聞いて行ってみました。初めてのシカゴ風ピザでしたが・・・大きいというか厚いピザ生地に味もあまり美味しいとは言えない代物で、がっかり。残したのは包んでもらって、夜も嫌々食べるありさま・・・いつものカップ麺などの食品は今回は持ってきていなかったので、仕方ありません。

 

 さて、今日のオペラは初体験のリリック・オペラ。日曜日なので2時からのマチネです。とてもスカートやドレスを着る気にはなれないほどの寒さですから、カシミヤのアンサンブルのセーターにストッキングを2枚重ねて、ウールのパンツというスタイル。赤いレザーの半コートにマフラーをぐるぐる巻きのできうる限りの防寒スタイルでゴー。劇場内もそれほど暖房をきかせているわけでもなく、おしゃれしている人は数えるほどでした。

 

♪~Charles Gounod『Faustファウスト』14:00開演@Lyric Opera of Chicago

 

指揮:Mark Elder 演出:Frank Corsaro 

 

ファウスト:Marcus Haddock   マルグリート:Patricia Racette

メフィストフェレス:Samuel Ramey    ヴァランタン:Philip Torre

シーベル:Lauren Mcneese     マルテ:Judith Christin   ワグナー:Quinn Kelsey

 

 

 表題役のマーカス・ハドックは昨年のグラインドボーンの『カルメン』にホセで

 オッターのカルメンと歌っていたのをNHKのダイジェスト版で観たことがありました。厚みのあるドラマチックな歌の印象が良かったので、期待していました。この日も高音を綺麗にのばし、シカゴデビューを好調に歌っていました。体型はちょっと太りきみですが、動きや演技もまあまあ。

このオペラの生の舞台は初めて、「宝石の歌」「トゥーレの王」の二つのアリアが大好きなので楽しみでしたが、残念ながらラチェットは小綺麗に歌っているなと言う程度で、時差ぼけ気味の頭とハートに響いてきません。

レイミイはさすが、歌も演技も昔ほどの切れはないかもしれませんが、動きが軽やか。3年前のパリで観た『ホフマン』以来でしたが、あの時よりいきいきと悪魔役を歌っていました。(若い夫人に赤ちゃんも出来たとか、お元気でなによりです)

 

演出で目新しかったのはファウスト博士とメフィストフェーレの出会いの一幕目。解剖学室の風景、白い布で包まれた遺体の並んだベットのひとつが悪魔の隠れ場所というわけです。何処から現れるのかなと屋根のほうを見ていたので、ちょっとびっくりでした。文学や哲学の本に埋もれて呻吟するフアウストでないと魂を若さと引き換えに悪魔に売るという心境にならないのでは?解剖学者の設定ではどうも納得できません。なんたって科学者ですから・・・。


↓プログラム(無料)

 

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 シカゴはリッチな銀行家や投資家が多いので、寄付も多額です。それでプログラムには写真入りで紹介されたりしています。それと、今まで上演された『ファウスト』が写真付きで載っています。1979年のクラウスとフレーニ(ロマンチック ペアですって!)とか。

 

 参考映像 :GOUNOD『FAUST』

 

指揮:ポール・エチュアン   演出:ジャン・ルイ・バロー原演出より

 

オーケストラ&合唱:NHK交響楽団&日本プロ合唱団連合

 

ファウスト:アルフレード・クラウス   メフィストフェレス:ニコライギャウロフ

マルガレーテ:レナータ・スコット   ヴァレンティン:ロレンツォ・サッコマーニ

シーベル:ミレーナ・ダルビーヴァ  マルテ:アンナ・ディスタジオ

ワーグナー:パオロ・マッツオッタ

1978年9月NHKホールにて収録 

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参考CD:Charles Gounod『Faust』

指揮:Richad Bonynge    オーケストラ&合唱:London Symphony Orchestra & Ambrosian OperaChorus

ファウスト:Franco Corelli  メフィストフェレス:Nicolai Ghiarov   マルグリート:Joan Sutherland  ヴァレンティン:Robert Massard     シーベル:Margrete Elkins   マルテ:Monica Sinclair   ワーグナー:Raymond Myers

1966.7&8 ロンドンにて収録

 

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(1.2)札幌~成田~シカゴ [2003秋シカゴとロサンジェルスの旅]

 夏にマルセイユで次女と別れてから4か月経ちました。時々電話やメールでロスアンゼルスでの新生活の様子は聞いていましたが、来春の挙式や本格的な暮らしが始まる前に、次女の夫の母上とロサンジェルスへ行くことになりました。母上のY子さんとはロサンジェルスの空港で待ち合わせることになり、私だけ先にシカゴへ旅立ちました。


旅程:成田前泊~シカゴ(3)~ロサンジェルス(6) 10泊12日


MAP



11/21(金)千歳14:25→成田15:55  成田日航ホテル前泊


11/22(土)成田12:00→シカゴ8:20  JAL10便

シカゴ/CLUB QUARTERS CENTRAL LOOP 3泊


 シカゴは初訪問です。11月末とはいえミシガン湖から吹く風の冷たさは、北海道に住む私でも驚くほどでした。巨大空港として知られているオヘア空港も初めてです。タクシーでホテルへ。

まだチェックインには早すぎるけれど、すぐ部屋に入れました。シカゴはビジネス客も多く、早朝でも受け入れは万全なようです。このループ・ホテルは高層の立派なビルが並ぶ谷間に埋もれるように建っています。建物もやや古い中級のホテルですが、美術館もオペラ劇場も徒歩圏にあり、とても便利でした。ただ大都会なので部屋代は高いけれど、狭くて眺めも裏窓といった風情でした。


 アメリカの時差ぼけは酷く、もやっとした頭で外に出てみれば、寒風ひゅーひゅー。シカゴ美術館は近くなので飛び込ように館内へ。なかに入るとコートはすぐ預けなければなりませんが、暖房が完璧なので温かく、ここにずーっといたいと思うほどでした。すぐボランティアの解説のおじいさまが声をかけてくださったのですが、英語だって得意ではないし(特にヒヤリングはお粗末)・・・で、お断りしました。もともと自由にのんびり美術鑑賞がモットーなのです(だからツアーも×です)


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☆シカゴ美術研究所 The Art Institute of Chicago(初)


 メトロポリタン美術館、ボストン美術館とともにアメリカの三大美術館に数えられています。収蔵品は多岐にわたり、古代から現代まで、地域的にもアフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカの現代美術までを網羅。写真撮影はOKでしたが、絵葉書のなさそうなクリヴェッリは写しましたが、カメラを構える人は皆無といっていいほどでしたので、気後れしてしまいました。ほかは絵葉書です。


ヨーロッパ絵画

↓カルロ・クリヴェッリ「キリストの磔刑」


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↓同上の部分<嘆き悲しむ聖ヨハネの表情がリアル>


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↓ヨーロッパ絵画部門の入り口を飾っていたカイユボットの「パリの通り、雨」1877

209×300

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ロートレック「ムーラン・ルージュにて」1892 123×140


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ホッパー「宵っ張りNighthawks」1942 84.1×152.4


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オキーフ「イエローのヒッコリーとデージー」1928 76×101.6


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モリゾ「化粧する背中向きの若い女」1875  60.3×80.4


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マグリット「貫かれた時間Time Transfixed」1938 147×98.7


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この絵を探すのは苦労しました。個人の名前の付いたコレクションなので、かなり奥の部屋(誰もいません)に展示されていました。ぜひ観たいと思ったのは、オッフェンバックの『天国と地獄』の映像(モネ劇場)を観てからです。演出がヴェルニケでこの絵(まったく同じではありませんが)を使っていたのが特に印象に残っていました。時差ぼけの頭に鳴り響くあの曲(笑)貫かれた時間・・・。


ランチは美術館の奥(湖側)のお洒落なレストランで。ランチをはさんでの美術鑑賞に疲れて、また寒い戸外へ。


美術館の向かいにシカゴ・フィル・ハーモニーの本拠地のコンサート・ホールがあります。この近辺は楽器屋さん、タワーレコードなど音楽関係のお店も多いようです。タワーレコードの店先で掘り出し物のCDを見つけたり、

↓早くもクリスマス・ヴァージョンのショーウィンドーをのぞいたりして、ホテルに戻りました。


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夕食はホテル1階のロビーから出入りできるアイリッシュ風のパブ・レストランで。ロビーにはパソコンも何台か並んでいて、ヤフーのニュースなどは確か日本語で見られた記憶があります。遠くでループの電車の音がして、「あ~シカゴに来たんだな~」と感慨深く眠りにつきました。





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(14&15.16))ザルツブルク&帰国 [2003夏南仏とザルツブルクの旅]

8/4(月)


 大きなガラス窓からのザルツァッハ川を眺めながら美味しい朝食を済ませ、この日はバスツアーに参加しました。ホテルから集合場所まで、日本人の係員が迎えに来てくれました。イーグルネスト(鷹の巣)のヒトラーの山荘までは専用道路やエレベーターがあり、ほとんど歩かなくても行けるようになっています。当時は暗殺を恐れて、厳重な警備が敷かれていたと想像できます。山荘は思っていたよりこじんまりした質素な感じでしたが、執務室などもあり、ここで非人間的な謀りごとや報告を受けていたのかと思うとぞっとしました。また愛人と滞在していた時の写真や映像をどこかで観た覚えがありました。


↓ヒトラーの山荘


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↓頂上の十字架


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↓ここからの眺めは絶景!手前に咲く柳蘭の花。


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バスで隣席に座られた日本人の女性はオペラツアーで来られた方で、劇場ではほとんど最前列かそれに近い席だそうです。羨ましい~と思いましたが、料金をお聞きして眼が点!(2回来れますわ)

詳しいことは忘れましたが、このツアーは半日ツアーでしたので途中でフリーのランチの時間があり、3時ごろまでにはザルツに戻ることができました。


仮眠の後、ザルツ滞在の最後の演奏会へ。


♪~ウィーンフィル演奏会 SEMYON BYCHKOV WIENER PHILHAMONIKER@祝祭大劇場 21:00開演

指揮:SEMYON BYCHKOV  ピアノ:Jewgenij Kissin    オーケストラ:Wiener Philharmoniker


ベートーヴェン 「ピアノ協奏曲第3番」、チャイコフスキー「交響曲第5番」


セミヨン・ビシュコフは日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは中堅の指揮者として評価されています。手堅い中にも繊細な気配りも失わず、ウィーンフィルとの相性も良いようです。2001年春にウィーンで『トリスタンとイゾルデ』を彼の指揮で聴いてましたから、今夜のコンサートも楽しみでした。その期待以上の素晴らしい演奏でした。キーシンのピアノの控えめな中に強いメッセージの込められたベートーヴェンとの相性も抜群でした。ロシア出身ということもあり、チャイコ5番もまた導入部からロシアの曲想に引き込まれていきました。


終演は11時、まだまだ華やかなザルツの夜ですが、明日は帰国ですから急いでホテルに戻りました。


8/5(火)ザルツブルク12:00→パリCDG13:35/17:00→

8/6(水)成田13:55/18:30→札幌20:05


 次女との最後になると思う南仏母娘二人旅にザルツブルク夏の音楽祭をプラスした2003年夏の旅もこうして無事に終わりました。この時の記録的なヨーロッパの猛暑は私が帰国してからも続き、パリではお年寄りが何人も亡くなったというニュースも流れました。一方では良いことも・・・というのは葡萄の出来が良く、芳醇なワインができた年なのです。この後、2003年のワインをリクエストするたびにあの夏のことを思い出すのです。(終)


次回は秋のシカゴとロサンジェルスの旅ですが、メモも日記もなく、写真もいったん縮小したものなので、簡単なブログに終わりそうです。





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(13)ザルツブルク [2003夏南仏とザルツブルクの旅]

8/3(日)


 この日は日記をつけてないので、ぼんやり過ごしたものと思われます。旧市街の散策や昼食に中華を食べに入ったお店の餃子が美味しかったことなどでしょうか。ショッピングは実は以前ザルツに来た時高価なので、迷って買わなかったゴブラン織りのハンドバックに未練が残っていたのです。記憶をたどって行ってみましたが、幸か不幸かあの手造りの織やレース編みのお店はすでになく・・・がっかりでした。

夕方からはやや涼しくなったので、また頑張って着物姿で祝祭大劇場へ。


ザルツの今夏の目玉はこのマックヴィガーの演出の「ホフマン物語」ということで、最もチケットが手に入りにくい公演でした。まだネットでの手配にも慣れていなかったときでしたから、苦労した覚えがあります。最後の送信で進まず、結局FAXしてゲット。

6
年前のザルツブルグはツアーでしたが、今回はチケットの手配を含めて、すべて自力。これに味をしめて4年連続ザルツに出かけることに・・・。


♪~オッフェンバック『ホフマン物語』19:30開演@ザルツベルク祝祭大劇場

揮:ケント・ナガノ 演出:ダーヴィット・マックヴィガー 

ホフマン:ニール・シコフ   ラ・ミューズ/二クラウス:アンジェリカ・キルヒシュラーガー    
リンドルフ/コッペリウス/ドクター・ミラクル/ダペルトゥットの4役:ルッジェロ・ライモンディ   アンドレス/コシュニーユ/ピティキナッチョ/フランツの4役:ジェフリー・フランシス   オリンピア:ルビカ・ヴァルギコヴァ    アントニア:クラッシミラ・ストヤノーヴァ   ジュリエッタ:ワルトラウト・マイヤー  

ステラ:ウルスラ・プフィッツナー   クレスペル:クルト・リドル

 

オーケストラ&コーラス/ウィーンフィル&ウィーン国立歌劇場合唱団

 

 

舞台はフリードリッヒの絵画に描かれるような大木にヴァイオリンなどがぶら下がっていて、深みのある色彩がほーっと溜息が出るように美しい。

主人公のホフマンはアル中?薬中?芸術と現実のうつつに彷徨する青年。舞台の片隅で、下のプログラムの写真のように鬱々状態。ニール・シコフはあまり調子が良くないようでしたが、何度もこの役を歌っているので、それなりに安心して聴けました。ただし、好みの歌い方ではありませんが。。。

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ぜんまい仕掛けの人形の演技もコロラトゥーラも大拍手のオリンピアを歌ったヴァルギコヴァは2001年春のウィーンのジルダを聴いて以来でした。スロヴァキア出身の謎のソプラノ・・・というのはこのザルツブルグ以来ほとんどメジャーな歌劇場にはでていないのです。このときのオリンピアも喝采を浴びていましたし、これからの欧州各地での活躍を約束されていたはずです。地元のブラチスラヴァで歌っているようですが、それだけで満足しているのか?不思議です。

キルヒシュラーガーとマイヤーは文句のつけようのないパフォーマンス。素晴らしかったです!!

↓ジュリエッタのマイヤー(プロマイド)

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反してライモンディは不調。後からの情報では病後だったらしいのです。前年チューリッヒで聴いたオテロのイヤーゴの時は快調でしたから、少々残念。またプロローグの酒場の場面で、ナタナエルの役でジョン・健・ヌッツオが出演。頑張っていましたし、将来の活躍が期待されていました。

生のホフマンは2度目、バスチーユの強烈な舞台に比べると、ややまとまりがないような気もしま
したが、オッフェンバックの音楽も大好き、豪華な歌手たちのパフォーマンスも楽しめました。ケント・ナガノはやはりフランスものがしっくり来ます。

後ろの席のおじさまに「ベルトがビューティフルだね」と言われて「えっ? 帯のことでした」

↓この時の公演はCDかDVDになっているのか、調べてましたら、NETに音源だけ見つけました。

https://www.mixcloud.com/Jungfer_Marianne_Leizmetzerin/offenbach-les-contes-dhoffmann-shicoff-vargicov%C3%A1-stoyanova-meier-nagano-salzburg-2003/

 

参考映像:オッフェンバック(1819-1880) <ホフマン物語>

2000.8道新教室にて 

ホフマン:マーカス・ハドック   ニクラウス:アンゲリカ・キルヒシュラーガー

オランピア:ナタリー・デッセイ   

ジュリエッタ:ベアトリス・ユリア モンゾン(ソプラノ)   

アントニア:レオンティーナ・ヴァドゥヴァ

リンドルフ/コペリウス/ダペルトゥット/ミラクルの4役:ジョゼ・ファン・ダム

アンドレス/コシュニーユ/ピティキナッチョ/フランツの4役:ジャンポール・

フーシュクール     ミューズ:カトリーヌ・デューヌ

トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団

合唱:トゥールーズ・キャピトル劇場合唱団、アビニヨン歌劇場合唱団、

オランジュ音楽祭合唱団
バレエ:ニース歌劇場バレエ団
指揮:ミシェル・プラッソン
演出:ジェローム・サヴァ
         2000年7月12、15日:オランジュ野外劇場 

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(12)ザルツブルク [2003夏南仏とザルツブルクの旅]

8/2(土)


 昨日より気温が上がってきましたが、朝晩は涼しいのが嬉しい山間の街ザルツです。夏の音楽祭の時期は路上でのヴァイオリンやフルートなどのアマチュア・パフォーマンスも多く、


↓大聖堂の広場では人間チェスをする人たちも


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 大聖堂では丁度パイプオルガンのコンサートが始まりバッハやリストなど聴きました。ここは入り口上の大きなパイプオルガンのほかに中小4台のパイプオルガンがあって、さすがです。内部はバロック様式。


ケーブルカーで城の展望台へ。テラスでランチも済ませ


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下に降りてザルツブルクで一番古い?小さな教会を観たり


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モーツアルト広場の(i)へ行って、2日後の「ヒトラーの山荘バスツアー」を予約しました。


仮眠の後、暑いけれど頑張って着物を着て祝祭大劇場へ。昨年春、突然亡くなったヴェルニケの追悼の大きな写真が祝祭大劇場の広場にも掲げられていました。いかに彼の存在がこの音楽祭でも大きかったかが、今さらながら胸に迫りました。

その広場に大きな張りぼて人形が置かれていたのですが、卑猥だというので不評。私の滞在中に取り去られたという事件もありました。



♪~ヴェルディ『ドン・カルロ』18:30開演@祝祭大劇場


指揮:Valery Gergiev   演出:Herbert Wernicke(♱)


フィリッポ2世:Ferrucco Furlanetto   ドン・カルロ:Johan Botha

ロドリーゴ:Dwayne Croft   宗教裁判所長:Kurt Rydl   エリザベッタ:Adrianne Pieczonka   エボリ:Olga Borodina   テバルト:Martina Jankova


オーケストラ&コーラス/ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団


1998年(マゼールの指揮)がプルミエだったこの舞台は今回はゲルギエフが指揮しました。ここの大舞台をスケール豊かな、そしてシンプルな装置で、スペインの宗教的圧迫感とともにドラマは進行します。ゲルギエフのぐいぐいと荒々しいまでに引っ張る指揮ににウィーンフィルの名手たちが勢ぞろいして、豊かさとドラマティックなヴェルディが出来上がりました。
大好きなチェロのマスターのお髭のおじさまも、この日とウィーンフィルのコンサートが最後の演奏になった模様。多分定年になられたようです。彼がオーケストラボックスに姿を現わしたとき、拍手がおきましたから、予感はしていましたが・・・。
4幕の冒頭に演奏されたチェロの調べは一生忘れられないでしょう。精魂こめて弾かれていたように、王の孤独とともに普遍的な人間の孤独・・・伝わりました。胸がいっぱいになりました。

歌手はフィリッポ2世のフルラネットとエボリのボロディナがだんとつ!良かったです。ロドリーゴのD・クロフトはスタイリッシュで素敵でした。ボータは初めて聴きましたが声は良いけれど、巨体がどうも目に余り(演技以前の問題)、かっこいいクロフトとの差があり過ぎ・・・肥満体でも許されるのはパパロッティだけと思いました。祝祭大劇場の大きな舞台をフルに使っての演出。ヴェルニケのデザインした衣装もセンス良く、エリザベッタのドレスの立ち姿の美しさ!6年前にザルツで観て感動したのもヴェルニケの『ボリス・ゴドゥノフ』だったことなど思い出しつつ、改めて失ったものの大きさを痛感。イタリア語4幕版。


↓プログラム


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席は2階のバルコンの2列目(140€)。暑くて(冷房なし)誰にも見えないので足袋を脱ぎたくなるほど。日本の女がすたると思いとどまりましたが(笑)。以前扇子でパタパタしたら、隣席の方に睨まれたことがありましたので、横のおじさまにお断りしたところ、いたく感心され「礼儀正しいレディだ、ジャパニーズだよ」と、前の席の方たち(家族らしい)にも吹聴され、赤面。
レストルームでお会いした日本人の方にも着物を褒められて気分良~く、少し涼しくなった街をホテルへ帰りました。


追記:ヴェルニケ@ザルツブルク夏の音楽祭 

Herbert Werniche@Salzburg 

(1)Nonteverdi『L'ORFEO』 

premiere  27.Juli 1993 / Dirigent Rene Jacobs/Graham,Bacelli,Fouchecourt 


(2)Mussorgsky『BORIS GODUNOW』

premiere7.Aug1994/Dirigent Claudio Abbado/Ramey、Nichiteanu、Langridge、

♪~Salzburg1997.8


(3)R・Strauss『DER ROSENKAVALIER』

premiere 30.Juli 1995 /Dirigent Lorin Maazel/Studer,A・Marray

♪~Paris1998.10


(4)Beethoven『FIDELIO』

premiere10.August 1996/Dirigent Sir Georg Solti/Mattei、Heppner,Studer,Pape


(5)Verdi『DON CARLO』

premiere7.August 1998/Dirigent Lorin Maazel/Pape,Shicoff,Alvarez,Lloyd、Zajick

♪~Salzburg2003.8


(6)Berlioz『LES TROYENS』

premiere24.Juli 2000/Dirigent Sylvain Cambreling/Villars,Lloyd,Polaski,Spence


 (7)Offenbach『LA BELLE HÉLÉNE』

premiere17.August 2000/Dirigent Stéphane Petitjean/Badea,Gubisch,Visse

♪~Aix-en-Provence1999.7

 

   



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(11)ザルツブルク [2003夏南仏とザルツブルクの旅]

8/1(金)


 この日から暑くなってきたザルツブルク、私が南仏の太陽を運んできたのでしょうか・・・。久しぶりの懐かしいザルツの街をぶらぶら歩き。前回はツアコンの後について歩いただけでしたので、やはり気ままな旅はいいものです。

↓祝祭劇場近く


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↓St. Blasius 教会


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↓ エレベーターでメンヒスベルクの展望台へ。ランチもここで軽く済ませました。


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ストリートてもみん(笑)


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 モーツアルトの生家の裏の広場の青空マーケットで果物などお買い物の後はホテルでのんびり過ごしました。

今夜はトーマス・ハンプソンのリサイタルです。会場の祝祭小劇場は初めてでした(現在は改装後Haus für Mozartに変更)平土間の最前列に日本人が14,5人並んで座っています。多分ファンクラブ?こちらへきてハンプソンの人気の高さにオドロキでした。ホテルの部屋にあったオペラ雑誌の人気投票でもバリトン部門で1位、ちなみにソプラノはネトレプコでした。


♪~  「トーマス・ハンプソンリサイタル」1930開演 @祝祭小劇場

ピアノ伴奏:ヴォルフラム・リーガー

 HUGO WOLF UND SEINE ZEIT(フーゴ・ヴォルフと彼の時間)というタイトルのリサイタル。フーゴ・ヴォルフ(1860-1903)はスロヴェニア生まれの後期ロマン派の作曲家。

プログラムによりますとこの夜は1888年に作曲されたメーリケの詩による歌曲集などが歌われました。ドイツ語は全くダメなので、意味は全く分からないものの、ハンプソンの声とドイツ語の響きのベストマッチに感動でした。ピアノ伴奏も秀逸。席は上階2列目(30€)

↓プログラム

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 ランチは独りでも気後れしませんが、夕食や夜食はなかなか慣れませんので、お寿司やサンドイッチのテイクアウトが多くなります。その点ザルツブルクは狭い地域にお店や野外マーケットもあり、気軽に調達できて便利です。

オペラ好きな日本の方とお話しする機会も多いのもザルツブルクの特徴かもしれません。この夜はパリ在住の女性と帰る道が同じ方向で、モーツアルト広場でワインを飲みながらお喋り。この広場では毎晩9時からザルツで収録されたオペラが放映されます。この夜は2001年の『ファルスタッフ』でした。彼女は二十数年前に観たドミンゴの『オテロ』以来のオペラファン。日本から単身パリに出て、洋裁で身を立てられてきた方のお話も、また興味深く伺いました。とても楽しい夜でした。





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(10)マルセイユ~ザルツブルク [2003夏南仏とザルツブルクの旅]

7/31(木)マルセイユ10:50→パリCDG12:20/14:50→ザルツブルク16:30


ザルツブルク/Hotel Radisson SAS 5泊


  朝早い出発なので、独りで朝食を済ませました。ここのホテルの朝食もオレンジを自分で絞って作るジュースや好みの茹で加減ができる卵など、簡素ながら満足できました。8時頃、娘より先にチェックアウト。別れの時はさすがに淋しい気持ちになりましたが、秋には結婚の支度などのヘルプのため、ロスアンゼルスに押し掛けるつもりなので、それまで元気でね~!と笑顔でさようなら。


ホテルからマルセイユ空港までタクシー(50€)。マルセイユはタクシー代が高いです。パリからは直行便でザルツブルクに飛びました。2回目のザルツブルクは6年ぶりでした。初回はツアーでしたので、今回はうっかりホテルを予約するのが遅れて、ハイクラスのラディソンしか空いてなく、予算オーバー・・・。


 さて、ザルツは今にも雨が降り出しそうなダークグレイの曇り空。気温も23度くらいで南仏に比べるとかなり涼しく、安堵。ホテルの部屋は5☆だけあって、素敵です。


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↓部屋からは中庭と


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↓左にザルツブルクの旧市街を流れる川が見えます


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動で疲れたので、夜のオペラはコンサート形式ですし居眠りの心配が・・・。水色のワンピースとジャケットのアンサンブルで行きましたが、コンサート形式であってもドレスアップしたご婦人たちが多いのは、さすがザルツです。


♪~R・シュトラウス『エジプトのヘレナ』(演奏会形式)19:00開演@フェルゼンライトシューレ


指揮:ファビオ・ルイージ  オーケストラ&コーラス/ドレスデン歌劇場管弦楽団&合唱団 

ヘレナ:デヴォラ・ボイト   メネラス:アルベルト・ボンネマ   ヘルミオーネ:マルティナ・ヤンコーヴァ   アイテラ:へレン・ドナウ   アルタイル:ファルク・ストラックマン   ド・ウド:クレジミール・スパイサー

 R・シュトラウスはこうこなくっちゃ~と大満足。色彩感のある素晴らしい演奏でした。スイスロマンド管が札幌で公演したときのルイージが好印象でしたから、期待感いっぱいでしたが、まさしくお見事!なシュトラウスでした。ヘレナを歌ったデヴォラ・ボイトも、これ以上のヘレナを歌えるソプラノはいないでしょう。艶やかさと気品にあふれた声がフェルゼンライトシューレのホールに響き、陶然となりました。トロイ戦争の後、ヘレネは夫メネラスとともにエジプトに戻りますが、裏切った妻ヘレネを許すことのできない、苦悩の夫。ギリシア神話に名を借りた夫婦の葛藤物語…といえば『インテルメッツオ』を思い出しますね。めったに上映されないオペラですが、指揮のF・ルイージとD・ヴォイトの素晴らしいパフォーマンスのおかげで、ザルツブルグでの第一夜は満ち足りた想いのうちに、終わりました。席は9列目左側190€。


↓プログラム


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幕間にカナッペなどいただいたので、夜食は持参のカップうどん、ビール、おつまみのおかき。


予習のために探した音源は下の古い録音のものしか、手に入りませんでした。
参考CD:R・シュトラウス『エジプトのヘレナ DIE AGYPTIDCHE HELENA』

指揮:JOSEPH KEILBERTH オーケストラ&コーラス/バイエルン歌劇場管弦楽団&合唱団


ヘレナ:Leonie Rysanek   メラネス:Bernd Aldenhoff   アイテラ:Annelies Kupper

アルテール:Hermann Uhde  ダ・ウド:Richard Holm


1956年8月10日収録 バイエルン歌劇場ライブ盤/1996年ORFEOにて再録


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