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(7)モン・サン・ミッシェル~サン・マロ [2002初夏友人たちとヨーロッパの旅]

7/1(月)Mont -saint-Michel13:00→Saint-Malo14:20
サン・マロ/Best Western Sentre1泊(シングル103.67€)
 昨夜はまたもやおなかの調子が悪く、3度ほどトイレに通ったため不眠状態です。体もだるく熱っぽいので朝ごはんもパス。今日の見学予定だった修道院は友人たちだけで行ってもらい、チェックアウトまでぎりぎりベットの中で静養に努めました。。いつの間にか寝込んでしまって、レセプションからの電話で「チェックアウトの時間です」と起こされ大慌て。なんとか30分ほど延ばしてもらって、急いで身支度。友人たちも修道院の見学から戻ってきていたので、電話で11時と知ってびっくり。12時がチェックアウトと勘違いしていました。
お土産屋さんで「fleur de sel」塩の花というゲランド産の塩を購入。ミネラル感と風味のあるこのお塩が気に入りました。(パリの空港でも購入できます)
☆モン・サン・ミッシェルMont-Sait-Michel
 海の中にそびえたつ修道院は古くから巡礼地として栄えた聖地です。708年司教オベールの夢に大天使ミカエルが現れてお告げをしたという伝説があり、そのお告げに従ってモン・トンプの岩山に礼拝堂を建てると瞬時に海に浮かぶ小島になったというのです。修道院はその後何世紀にもわたって拡張されましたが、現在の建物の基盤は1022年起工1135年完成したもの。身廊と袖廊は現存するノルマンディ・ロマネスク建築の代表例とされています。内陣は1450-1521にフランボワイヤン=ゴシック様式に改築。14世紀の百年戦争では城壁や塔が築かれ要塞になりました。一時は牢獄として使われたこともありますが、現在は再びベネディクト派の修道院となりました。「驚異の建築」と呼ばれる建物の中でも、中庭に面した回廊は素晴らしいものです。体調不良で見学できなかったのは返す返すも残念なことでした。
ランチは宿のレストランでクレープ・シュゼット。本場のはやはり美味しく大満足。
 門のところからバスで西のサン・マロへ向かいました。時々海の見える道でしたが、終点の停留所はサン・マロの旧市街から少し離れて停まりました。ホテルは家族経営の上品で落ち着いた良いホテルでした。荷物を置いて早速街の散策へ。
サン・マロはイギリス海峡に面したフランス北西部のブルターニュ地方の城壁に囲まれた町です。6世紀には聖人の居留地となり聖マロが名前の起源となっています。
☆Cathedrale  Saint -Vincentサン・ヴァンサン大聖堂
11世紀創建当時はロマネスク様式の教会でしたが、以後改築を重ね複雑な構成になっています。第二次大戦時による破壊で倒壊。戦後は市民たちによって、崩れ落ちた石を積み上げて復元されたという「平和への祈り」の空間です。さすがにステンドグラスは新しいもののようです。
 
↓ 身廊
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↓サン・マロの旧市街と城壁の散歩
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↓城壁の上から(写真が残っていませんので、Googleから拝借)
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 夕食は風が冷たくなってきたので、ホテル内のレストランで。日本人のツアーが2組一緒でした。この町でのんびり観光ができたのが良かったのか、体調も食欲もかなり回復。ここで念願のカンカルの牡蠣をいただいて、幸せ~(^^♪
これでパリからの2泊の旅も終わりました。明日はパリ経由でミュンヘンまでの大移動です。

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