(6)パリ~モン・サン・ミッシェル [2002初夏友人たちとヨーロッパの旅]
6/30(日)Paris Montparnasse10:05→Rennes12:08/16時頃(バス)→Mont-Saint-Michel17:30頃
モン・サン・ミッシェル/オーベルジュ・サン・ピエール 1泊(シングル1泊2食付き 100€)
今日は移動の日ですが、昨夜は食べ過ぎ?朝食後おなかの調子が悪く正露丸を飲んで、出発。スーツケースはホテルに預けて2泊分を携え、モンパルナス駅からレンヌまでTGV(予約済み)に乗車。ユーレイルセレクト・パスもこの時バリデートしました。
ファーストクラスの快適な列車の旅を楽しみ、初めてのレンヌ駅に到着。さて、まずはバスターミナルの確認と駅前広場を見渡せども、それらしい発着所は見つかりません。人に尋ねてようやく判明。「La Gare routière」というビルの中に入って、向こう側が長距離バスの発着所になっているのです。バスが見えないのでわかりにくいけれど「Bas Terminal」と言っても通じないのです。「La Gare routière」道の駅と憶えました。バスの時間を確認してから、駅前の道をまっすぐ歩くとレンヌ美術館です。昼休みがありオープンは2時からなので、街の散策とランチを済ませました。
レンヌはブルターニュ地方圏の首府であり、ケルト系のアルモニカ王国のあった古代から栄えた都市です。ただその歴史を感じさせる遺跡、建物などは第二次大戦のドイツ軍の爆撃による被害が大きかったこともあり、あまり残ってはいないようです。ほとんどの観光客にとってレンヌはモン・サン・ミッシェルへの玄関口なのでしょう。
↓レンヌの旧市街には木組みの家が残っています
美術館の近くでゆっくりランチ。私は食欲もなく不調でしたが、時間になり美術館に入ると、何故か急に元気になりました(笑)。
↓ヴィレーヌ川の畔に建つレンヌ美術館
☆Musée des beaux-arts de Rennes レンヌ美術館
1794年フランス革命時の創設。後にリヴォワ候のコレクションの寄付を受け、14世紀から現代までの作品を展示。ここでのお目当ては何といっても
↓ラ・トゥールGeorges de La Tourの「新生児/聖誕」1645-48 76×91
↓同上(絵葉書)
↓ド・スタール「コンポジション」シリーズの1枚 1949 60×81
↓イヴ・タンギー「インスピレーション」1929 130×97
↓グロ「Portrait de Paulin Des Hours」1793 74×98 (絵葉書)
他にはゴーギャン、シスレー、シャンパーニュなど。
駅構内のカフェで「テ・オ・レ」ミルク入り紅茶を飲んで一休み。バスに乗ってモン・サン・ミッシェルへ。2002年当時の旧道から見えたあの威容にはやはり感激でした。
↓Google earthのストリートビュー より
バスは門の前が終点で、ホテルはそこから徒歩数分。レセプションと宿泊するところは別棟になっていて、私たちの部屋へは螺旋階段を上って行きます。スーツケース持ってなくて良かったわね~。
↓私の部屋はシングルでバス無しですが、清潔。
↓ベットに寝るとこの眺め
友人二人はツインの部屋。裏の湾に面してソファーもあって広い部屋。私の体調がよくないので、皆でヨガ体操をしてから、夕食へ。レストランもレセプションのある別棟なので、海を眺めながら城壁を歩きました。
↓夕食は前菜、主菜、デザートをそれぞれ5種類の中から選ぶようになっています。飲み物はシードル、前菜は魚介の盛り合わせ、主菜はここの名物のオムレツ
明日から7月というのに、日が暮れると寒いくらいでした。
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