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(5-1)ペーザロ~アンコーナ [2004夏ペーザロ、スポレート&ザルツブルク]

8/20(金) ペーザロ9:45→アンコーナ10:31  アンコーナ/Hotel Fortuna 1泊


↓ペーザロの朝日(ホテルの部屋から)

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 ペーザロのホテルでKさんとお別れして、列車でアンコーナに向かいました。Kさんおすすめのアンコーナのホテルは駅前にあり、列車やバスで行き来するのでとても便利でした。まだチェックインには早かったのですが、空いている部屋に入れてもらえてラッキー!と喜んで、レセプションにバックを忘れて・・・しかも届けてくれるまで気が付かないというアホな私でした。アンコーナは再訪でしたが、丘の上の教会は前回(2001年夏)昼休みで閉まっていたので、時間前に行かなければと急いでタクシーで訪れました。


↓GOOGLE EARTHより

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サン・チリアコ大聖堂(アンコーナ)正面ファサード。港を見下ろすように建っています。3年前は修復後だったらしく洗浄して磨きすぎでしたが、今回はロマネスク聖堂らしくで清楚な姿で迎えてくれました。
ギリシア十字式の内部は整然として、木製の落ち着いた雰囲気の天井も素晴らしく一部船底天井も。左のクリプトも割合明るく広い空間でした。案内書にはこのクリプトから紀元前3世紀の古代神殿と6世紀の初期キリスト教会に入っていけると書いてあったのですが、クローズされていたのか、よくわからないまま、列車の時間が気になって教会の外へ。古代から栄えた港町に相応しくビザンチンの影響も感じられる。さすがの風格です。


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 マルケ州のロマネスク聖堂のなかでも貴重な建造物です。白と薔薇色の石で造られた外観と夏の青い空のコントラストが映えていました。


↓南側外観


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坂道を降りて、アンコーナに来たからには素通りはできない市立絵画館へ。カルロ・クリヴェッリの珠玉のような「聖母子」を鑑賞後、少し坂を下りて、右折し狭い石段を降りていくとこの教会の後背部が現れます。こういうアプローチはなかなか良いものです。そこに居たのねと声をかけたくなります。こういうとき、つくづく個人の旅をしている歓びを感じます。


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↓サンタ・マリア・デッラ・ピアッツア教会(アンコーナ)

あいにくファサードの両脇は修復のテントで覆われ、内部も見学不可でした。側面の壁に残る彫刻や凝った開口部を持つファサードを持ちながらも、旧市街の迷路のなかに忘れられたような風情もあり印象的でした。あまり綺麗になりすぎない方が良いのかもしれません。


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ランチはプレビシート広場のレストランでパスタを食べて駅に戻りました。

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駅前のバス乗り場からポルトノーヴォへ。続きます~


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