2001年春の旅(12)ウィーン(ヴァッハウ渓谷) [2001春南仏、パリ、ウィーンの旅]
4/30(月)
ウィーン4日目も快晴、気温も昨日より上がり25度くらい。この日はオペラの鑑賞予定を入れないで、グループの皆さんとは別行動。ヴァッハウ渓谷の遊覧船で、メルク修道院まで行ってきました。日本からネットで現地のツアー会社に予約してきました。日本語のガイドがつくと高くなるので、英語の勉強も兼ねたツアーに参加しました。バスの集合はオペラ劇場の前9時だったのですが、市内のあちこちからお客さんを載せて、ほぼ満員で市街を抜けたのは10時ころ。ウィーンから西に80Kほどのクレムス・アンデア・ドナウ(A)の船着き場まで。ここで遊覧船に乗り換えてメルク(B)まで2時間ほどのドナウ川をゆったりと進みました。
お腹がすきましたがメルクでお昼を食べてくださいと言われたので、船内ではお茶とケーキ。渓谷の眺めはお天気も良かったので、葡萄畑の広がる丘に、古城や村の教会など素晴らしい~!。ヴァッハウ渓谷は美しいドナウ川の中でも、特に風光明媚な地帯として知られていて、「銀色に輝く帯」の異名をもち、世界遺産に登録されています。
船の中でロンドンの赴任先から遊びに来ていた日本人のファミリーと一緒になりました。素直で可愛いお嬢ちゃんたちでした。
↓ メルクに到着しました。丘の上に修道院が見えてます。
↓メルク修道院(ネットから拝借)マリア・テレジア・イエローと呼ばれる美しい黄色が青空に映えて。
↓ 修道院の見学前に1時間ほどの昼食時間があり、ここの白ワインとヒラメのフライのランチものんびり取ることができました。丘の上からも素晴らしい眺めでした。
時間になり修道院の見学をしました。内部はバロック様式の金綺羅ギンギン、これでもかというほどの豪華なデコラティブです。こういうのはあまり好みではないのですが、内部には素晴らしい図書館がありました。
↓ 写本の収集でも有名だった図書館。ネットから拝借
↓このパネルは修道院のどこにあったのかは不明ですが、中央の聖母子はクラナハです。クラナハは「風景の中の聖母子」を多数描いていますので、そのうちの一枚でしょう。
帰途はバスでウィーンまで。ホテルに着いたのは6時頃でした。疲れて夕食は部屋で手持ちのインスタントもので済ませました。
船のデッキですっかり日焼けして、首の後ろが真っ赤です。明日も着物を着るのに・・・。