SSブログ

2000年春の旅(5) ヴェズレー~オータン [2000春ブルゴーニュ・ロマネスクの旅]

4/16(日) Vezelay→Semur-en-Auxois→Saulieu→Autun

Autun/Hotel saint-Louis et de La Poste 1泊

 昨夜は夜中に目が覚め少し寒かったせいか、風邪を引いたようで、熱っぽく持病の咳が激しくなりました。出発を10時ころに延ばし、朝食はルームサービスにしてもらいました。

↓ 窓辺でのプチ・ディジョネ

PHOTO130.jpg

↓ ホテルの小川の流れる庭

DSCF0058.JPG

↓ ホテル玄関前で、名残惜しくも出発。

DSCF0061.JPG

 昨日と同じ運転手さんに予約していました。ヴェズレ―の西近辺はブルゴーニュ地方でもモルヴァンと呼ばれる深い森の続くエリアです。そちらとは反対に西に向かってスミール・アン・ノーソワまで走り、ここで降車してあとはバスの予定でしたが・・・この日は日曜日でインフォもお休みで、バスの時刻もわかりません。TAXIの運転手さんも通りがかりの人に尋ねてくれたのですが、わからないのです。結局荷物をTAXIに預け、1時間ほどこの街を散策してから、ソーリューまで行ってもらうことになりました。

↓ Semur-en-Auxoisのノートルダム大聖堂/この日は枝の主日(復活祭の1週間前の日曜日)で、教会の前から行列がでましたので、大勢の人たち。教会は壮大なゴシック様式のもので、一応中に入りましたが、ミサの前後だったのでしょう、あまりよく観られませんでした。

DSCF0063.JPG

↓ しかも時々雨の降る寒い日でした。街は少し高いところにあり、川が湾曲して流れているのが見えました。下りてみますと、中世の趣の美しい風景が目の前に現れました。雨の日でも熱心にスケッチする人の姿もあり、ここはかなり有名な観光ポイントらしいです。

f5a7.jpg

↓絵葉書

img128.jpg

あまり寒いのでカフェに入り、ショコラ・ショーを飲んで、TAXIに戻りました。ここから南下して30Kほどでソーリューです。

 ソーリューのサンタンドーシュ教会の近くでタクシーを降りる前に、親切な運転手さんはバスの出る駅まで行ってくれて、丁度停まっていたバスをソーリュー行きと確認して、荷物も荷台に預けるからと運転手さんに頼んでくれました。大層助かりました。すでに1時を回っていましたので、ランチを食べてねとチップを多めに差し上げて、お別れしました。

さて、バスの発車まで2時間ほど時間があり、まず教会へ。ところが、さきほどのスミールと同様の枝の主日のミサがあり、中は大混雑です。見学はランチの後にすることにしました。

↓ ソーリューの有名なレストラン「ロワゾー」このころはまだシェフはご存命でした。昨夜のご馳走の後では食欲もあまりなく、その右に建つホテル・ド・ラ・ポストのレストランへ。

DSCF0071.JPG

 食事が終わるころにミサ帰りのお客さんが入ってきましたので、時間もぴったりと教会へ。

DSCF0070.JPG

ところが「が~ん!」閉まっているではありませんか~。また再訪問できるかどうか・・・涙でした。

バスの発車時間まで1時間もあり、途方にくれながらもなんとか時間をつぶし、駅へ。ここのSNCF駅はほとんど廃線?なのか駅員の姿もなく、時間になってもバスの乗客は現れず、結局私一人だけでオータンまで走りました。女性の運転手さんが深い溜息・・・その気持ちも良く分りますよ。たった一人の乗客がジャポネーズ…おしゃべりもできやしない。

 オータンの駅前で降り、TAXIでホテルへ。このときはベスト・ウエスタンの系列だったのですが、現在は違うようです。古い建物で部屋数も多く、立派なレストランも併設。若い女性のレセプションも感じよかったのですが、部屋はバスタブなし。

↓ 部屋からの中庭の眺め。

DSCF0073.JPG

夕食はホテルのレストランでとりましたが、ランチもですが何をいただいたかは記憶になく、まあ普通のお味だったのでしょう。

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。