(13)ザルツブルク [2004夏ペーザロ、スポレート&ザルツブルク]
8/29(日)
♪~「モーツアルト・マチネⅥ」@モーツアルテム 11:00開演
指揮:イヴォール・ボルトン 独唱:ディアナ・ダムラウ
モーツアルト Overture to the Comedy with Music Der Schauspieldirektor, K. 486
ハイドンのシンフォニーMH478
モーツアルト Quartet for piano, violin, viola and cello in G minor, K. 478、
Vorrei spiegarvi, oh Dio – Arie für Sopran und Orchester KV 418
"Voi avete un cor fedele" Aria for Soprano and Orchestra, KV 217
Symphony in E flat major, KV 543
この演奏会はザルツブルクに着いてから現地のチケット屋で購入しました。ザルツブルクのモーツアルテムは今回が初めてです。ダムラウもこの時初めて聴きましたが、素晴らしい!!すでにかなり人気があって、チケットもほぼ完売していて残り少なく、手に入ったのはラッキーでした。そのうちoperaで聴くことができると思いましたが、この後初めてのダムラウは2006.8ですから2年後のことです。ここザルツの「魔笛」の夜の女王役でした。
↓プログラム
ランチは中華料理店で餃子とビールそして夜のオペラのためのすやすやお昼寝タイム。
♪~モーツアルト『COSI FAN TUTTEコシ・ファン・トゥッテ』@祝祭大劇場 19:00開演
指揮:フィリップ・ジョーダン 演出:エルンスト・ハーマン夫妻
フィオルディリージ:タマ―ル・イヴリ ドラベラ:エレーナ・ガランチャ
ディスピーナ:ヘレン・ドナート フェルランド:Saimir Pirgu
グイエルモ:Nicola Ulivieri ドン・アルフォンソ:トーマス・アレン
舞台はシンプルですが、照明が美しく、背景の海や森の情景が青春の甘さとほろ苦さを余韻に残し、演出もモーツアルトの極上の音楽の邪魔をしません。モーツアルトの皮肉な娯楽的な楽しさがあふれています。初めての生コシはなかなか印象的な公演に接することが出来ました。
指揮のフィッリプ・ジョーダンは1974年生まれ。このとき弱冠30歳!オッターのカルメンが放映されたときから注目していた若手の有望株です。ウィーンフィルとのアンサンブルも素晴らしく、溌剌としたモーツアルトでした。
歌はこのとき初めて知ったイヴェリとガランチャ。この時点ではイヴェリのほうが断然良かったのだが・・・ガランチャがこれほど(2010.2現在)活躍するとは正直このときは予測できませんでした。若い恋人たちに対比させたアルフォンソとデスピーナは個性的な衣装や役作りで、このドラマの隠し味的な面白さを際立たせて秀逸。しかし、フェルランドとグリエルモはほとんど印象に残っていません。
↓プログラム
指揮のフィッリプ・ジョーダンは1974年生まれ。このとき弱冠30歳!オッターのカルメンが放映されたときから注目していた若手の有望株です。ウィーンフィルとのアンサンブルも素晴らしく、溌剌としたモーツアルトでした。
歌はこのとき初めて知ったイヴェリとガランチャ。この時点ではイヴェリのほうが断然良かったのだが・・・ガランチャがこれほど(2010.2現在)活躍するとは正直このときは予測できませんでした。若い恋人たちに対比させたアルフォンソとデスピーナは個性的な衣装や役作りで、このドラマの隠し味的な面白さを際立たせて秀逸。しかし、フェルランドとグリエルモはほとんど印象に残っていません。
↓プログラム
↓がランチャはすでにプロマイドも売られていました。
ザルツも明日のベルリン・フィルのコンサートを残すだけです。幕間にバスツアーでお見かけしたかたに声を掛けられました(和服でしたので)。岐阜にお住いのかたでご主人と成人されている息子さん、お嬢さんの4人でザルツブルク音楽祭に来られたそうです。しかも毎年ご家族で!!私が独りなのでアフターオペラに誘っていただき、私の泊っているホテルのレストランで(たまたま空いていて)楽しいひと時を過ごすことができました。奥様とは帰国後もメールしたり、名古屋の演奏会で偶然お会いしたりしました。
参考映像:モーツアルト『COSI FAN TUTTEコシ・ファン・トゥッテ』2000.1道新オペラ教室にて鑑賞
参考映像/モーツアルト『コジ・ファン・トゥッテ』2006年ザルツブルグ音楽祭でのライヴ収録
2004年の時と同じ演出なので後年購入しました。
タグ:ザルツブルク夏の音楽祭
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